Feature Story
クリエイターたちが気になる人やコトをテーマに、インタビューやタイムリーな記事を写真とともに特集します。

2009年10月31日

100%design tokyo 『sunnin × ZERO FIRST DESIGN』

今回、100%design tokyo に出展している弊社取り扱いメーカー、sunninさんのブース空間演出を手掛けさせていただきました。

続きは「ゼロファーストデザインのスタッフブログ」をご覧下さい。
 →100%design tokyo 『sunnin × ZERO FIRST DESIGN』


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2009年09月12日

Gift Show 2009 Autumn

第68回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2009 は2009年9月8日(火)~11日(金)の4日間、東京ビッグサイト全館で開催されました。今回のテーマは「エコライフで消費ビジネスの新市場を創出」です。ギフト・ショーは、最新のデザインやトレンド・クオリティの高い見本市として世界から高い評価を得ております。

今回の見所は、日本を代表するホームファッション(ライフスタイル)を提案する出展社が集結するライフスタイル提案ゾーンです。ギフト・ショーの核(コア)なゾーンとして新たなライフスタイルを創造します。

ゼロファーストデザインでは、東4ホールにてライフスタイル提案ゾーン全体のコンセプトワークと、カフェスペースのプロデュースを担当させて頂きました。

“WONDER ROOM/ワンダールーム”を提案ゾーン全体のコンセプトとし、「感性」をえぐり「感情」に訴えるエモーショナルなインテリアコレクションの提案を行っております。

20世紀型から21世紀型へと価値観そのものが変革を遂げているこの時代「こうでなければならない」という固定概念にとらわれず、すべてが混在したカオティックな環境で生まれる寛容で多様性を持った自由なスタイル。ライフスタイルに新たな変革をもたらす感情に訴えるコレクションです。

会期中の模様は、下記の写真をクリックするとご覧頂くことができます。
  ↓↓↓

WONDER ROOM / Gift Show 2009 Autumn

会期中の様子は、こちらのブログでもご覧頂けます。


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2009年05月23日

JAPAN BRAND プロデューサーインタビュー

Creating New Traditions -新しい伝統の創造をめざして-

日本の各地では、ものづくりの伝統や技術・技能が育まれ、また独特の美意識と知恵に裏打ちされた生活が営まれています。地域で育まれてきた伝統や現代に息づく職人の技や、日本人が日々の実用の中で鍛え上げられた美しさ、そして多様な自然、伝統、文化、暮らし。

そのような地域の中小企業のものづくりのブランドを確立し、そして地域経済の活性化への貢献をバックアップする「JAPANブランド育成支援事業」

ゼロファーストデザインでは、JAPAN BRANDにおいて岐阜県・高山商工会議所の『Re-mix Japan(リミックス・ジャパン)』、新潟県・三条商工会議所の『SANJO JAPAN』など、複数のブランドを手がけております。

今回JAPAN BRANDのWebサイトに、株式会社ゼロファーストデザイン代表取締役・佐戸川 清のJAPAN BRANDプロデューサーインタビューが掲載されました。

インタビューでは、JAPAN BRANDで関わる地域の人との出会いや、どのようにプロジェクトが進行したか、また今後の展望などが書かれております。是非ご覧下さい。


↓画像をクリックして頂くと、JAPAN BRANDのサイトにリンクします。

japan-brand-sadogawa.jpg


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2009年05月11日

REAL TIME / MAARTEN BAAS

2009年4月22日〜27日までイタリアにて、世界最大級の家具見本市“ミラノ・サローネ”が行われました。ゼロファーストデザインでは、毎年発行している雑誌「Interior Trend Vision」の取材のために、現地に出張に行っていました。

フィエラと呼ばれる見本市本会場を始め、会期中はミラノ市内各所にて大小様々な展示イベントが行われました。世界的な家具メーカーが展示を行うフィエラとは対照的に、ミラノ市内のギャラリーやイベントスペースではデザイナーを目指す学生や若手デザイナー、またはメーカーの枠に捕われないデザイナー個人での作品展など、より自由でユニークなプレゼンテーションが多いのが特徴です。

今回ご紹介するのは、歴史的な名作家具を燃やしたコレクション“スモーク”や、インダストリアル・クレイをぬり重ねて、まるで彫刻作品のような過程で製作した“クレイ・ファニチャー”で知られる、“マーティン・バース / MAARTEN BAAS”の ミラノサローネで発表された新作です。

今回のイベントのタイトルは“REAL TIME”と名付けられた、時間をテーマにした展示です。
会場の中は薄暗く、中に入ると時計らしき映像がぼんやりと浮かび上がって映し出されています。

近づいてみて見ると、そこに映し出されていた映像は時計の針に見立てたゴミの山をモップで動かす人の姿が。そうです、一分ごとに少しづつゴミを動かして、時計に見せている映像なのです。

もっと寄って見ると、こんな感じです。しばらくの間、映像に見入っていたのですが、地道に時計の針が動いていました。さすがに1時間も2時間も見ている訳にはいかなかったのですが、おそらくちゃんと時計の針が一周する12時間分の映像を撮ったのではないかと思われます。

続いての作品はこちらです。人の背丈ほどある大きな置き時計ですが、こちらも何やら仕掛けがありそうです。文字盤には人の顔らしきシュルエットが見受けられます。

時計の文字盤に近寄ってみると、まるで時計の中に人が入っているかのような等身大の映像で、中で時計の針を書いては一分ごとに消し、また書き直すという作業が行われています。こちらもしばらく見ていましたが、先ほどのものと同様、ひたすらこの作業を繰り返した映像かと思われます。


ふたつの作品ともに、まさに“REAL TIME”と名付けられたテーマにぴったりなデザインとなっています。どんな人にも平等に与えられた“時間”という概念を、時計という身近なアイテムに落し込み、そこにMAARTEN BAASらしい自由な発想から生まれたデザインが加えられた作品でした。

出来上がった作品は実にシンプルな考えに基づいたものですが、そのちょっとしたアイデアを具現化するプロセスが非常に興味深いプレゼンテーションでした。

(Ken Nozawa)


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2009年02月24日

Global Street Food - Dornbracht Edges 2009

2009年1月19日〜25日までドイツのケルンにて、ケルン国際見本市「imm cologne 2009」が行われました。ゼロファーストデザインでは、毎年発行している雑誌「Interior Trend Vision」の取材のために、現地に出張に行っていました。

見本市開催に合わせて、会期中は“PASSAGEN”と呼ばれるアウトサイドイベントがケルン市内のショールーム、ギャラリー、学校等で行われます。今年のイベント数は、公式ブックに掲載されているだけで約200近く行われ、期間中のケルンの街をデザインで彩りました。

今回は、その中のひとつ“Global Street Food - Dornbracht Edges 2009”というイベントの模様をお伝えします。

“Global Street Food - Dornbracht Edges 2009”は、ドイツを代表する高級水洗金具ブランド“Dornbracht”が主催し、アート・ディレクター“Mike Meiré”がディレクションを務めるプロジェクトで、今回で3年目を迎えます。

昨年、一昨年もこのイベントを見ているのですが、毎年思考を凝らした非常にコンセプチャルな展示で、今回も楽しみにしていたイベントのひとつです。
(2007年はTHE FARM PROJECT、2008年はNOISES FOR RITUAL ARCHITECTURE

まず、何が良いかと言うと、イベントを行う環境が抜群にかっこいいです。毎年、Mike Meiréが活動拠点にしているケルン市内の事務所の敷地内で行われるのですが、写真を見て分かるように、一見すると工場の廃墟のような場所です。しかし、工業的な美しさと言うか何と言うか、行ってみると独特の空気感の流れる空間で、非常に心地よい場所です。

敷地の一角に今回の“Global Street Food - Dornbracht Edges 2009”の入り口があります。公式ガイドにも掲載されているのですが、非常に分かりづらい場所にあり、派手な装飾もないので、知る人ぞ知るイベントといった感じです。

“Global Street Food - Dornbracht Edges 2009”はその名の通り、世界各国の“Street Food=屋台の食べ物”が集められ、まるで美術品のように展示されています。Mike Meiréは屋台を公共の場のキッチンと捉えて、各国の文化的アイデンティティについて調査しました。そして、最も小さい空間におけるキッチンしての機能性と、屋台の持つ道楽との間のコントラストを客観的に展示することで、キッチンの在り方についての提案を投げかけています。

こちらは、香港(中国)の“Market stand”です。栗やクルミなどの乾物を量り売りする屋台です。殴り書きされた値札とカゴに積まれた商品の豪快な感じが良いですね。

これも香港(中国)の“Chopping Block”、魚屋さんです。丸太のまな板と、中華包丁、アルマイトのボウルが良い雰囲気です。ちなみに展示されている魚はホンモノです。近寄ると、ナマ臭さが半端じゃないです。昔、ジャッキー・チェンの映画でこんな感じの屋台を見た事あるような気がします。衛生的にはどうなんだろうとは思いますが…。

ホーチミン(ベトナム)の“Floating market”、船上のコンビニと言った所でしょうか。主に、飲み物を中心に取り揃えてあります。今だと、ケータイのバッテリーとか売ったら良さそうです。需要無いかもしれませんが。

普段は映像や写真の風景に馴染んでしまいがちな屋台を注目して見た事がなかったので、非常に面白いイベントでした。Mike Meiréがディレクションしているだけあって、見せ方も上手くて、アノニマスなものをアートのレベルまで高めた展示の方法はさすがです。

Youtubeにも会場の様子をアップしましたので、是非ご覧下さい。

(Ken Nozawa)




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2009年02月19日

Palmen Garten in frankfurt 2

ドイツ・フランクフルトで行われた、世界最大のテキスタイルの国際見本市「ハイムテキスタイル 2009」のアウトサイドイベント“Heimtextil goes City”のひとつ、フランクフルト市内の“Palmen Garten”へ行った話の続きです。
(Palmen Garten in frankfurt 1はこちら

“Palmen Garten”は広い公園の敷地内にいくつかの施設が建てられていて、その中の1つがガラス張りの建物があります。中に入ると植物が育つ適度な気温に保たれており、肌寒い屋外から入るとメガネが曇るほど温かいです。

ガラス張りの温室の中には、背丈どころか3〜4mはありそうなサボテンや見た事もないシダ植物が所狭しと植えられいます。普段の生活ではなかなか植物園に行く機会がないので、興味深く観察をしてみる事に。

いかんせん植物には造詣が深くないもので、ここから先の文章には基本的には植物の学術名はおろか、名前も出てこないです。あくまでそのビジュアル面に関してのみの記述となります。植物に興味のある方、詳しい方は個人的にお調べ頂く事をお勧めします。

まずは、この2つの写真。どうですか、この一枚一枚がきれいに放射状に伸びた葉っぱ。大陽の光をまんべんなく浴びる為に、自ずとこのようになったのでしょう。自然界が創り出したかたちには一点の無駄もなく、完璧なまでに理にかなった形状をしています。

次はこちらの植物。一見すると、良くあるタイプの観葉植物にも見えますが、近くに寄って見ると…。

葉っぱの両サイドがノコギリの刃のような鋭利な形状となっています。ノコギリの刃と言うより、これを見てノコギリが作られたのではないかと見紛うほど良く似ています。目の方向もきれいに揃い、良く切れそうです。

サボテンの一種と思われる植物のトゲもすごいです。いつ何時、どのような外敵からも身を守るという意思が見て取れる、真っ赤なトゲ。ひと目見ただけで危険な匂いがプンプンします。

この辺のレベルになると、身を守るというよりも、自ら攻撃を仕掛けそうな勢いが感じ取られます。トゲが密集し過ぎて、もはやトゲのみで構成されていると言っても過言ではないです。

こちらのトゲもかなり攻撃的ですが、どことなく知性が感じられます。一カ所から規則正しく3本のトゲが伸びる様子は、やんちゃながらも落ち着いた佇まいの硬派なタイプです。自分から手は出さないけど、何かあったらいつでもやってやるよといった感じでしょうか。 

こうなってくると、すでに自分を見失ってる感があります。溢れ出すパワー、押さえきれない感情が全面に感じられます。思春期の中学生の胸の内のように、複雑に絡み合ったフォルムが何とも言えない味わいがあります。

攻撃的なトゲトゲしさから一変、なんて愛らしいフォルムでしょうか。太い幹から突然、根に切り替わっていて、しかも剥き出し。取って付けたような感じが、すごくかわいいです。途中、クネッと曲がった部分もかわいい。この植物の小さいのがあったら是非ほしいです。

これもすごくかわいい。ちょっとトゲっぽさもあるのですが、トゲほど鋭利ではなくて、大小の円錐形が散らばった感じがすごく良いと思います。幹の濃いめのグリーンの色もすごくきれいです。このまま桂剥きにして額に飾りたいぐらいです。

この表情もすごく良いです。焦げてるんじゃないかと思うほどパサついた木の皮から顔を出す、鮮やかなグリーンの模様。その表面は実にみずみずしい、つややかな質感です。成長段階で、皮が剥がれ落ちるのかどうかは分かりませんが、螺旋状に巻き付いたような木の皮に一定の割合でグリーンの部分が見えています。木の皮を全部めくってグリーンだらけにしたい衝動を押さえるのに必死でした。


…とまぁ、ここまで見て頂けるとお分かりのように、植物のテクスチャーが非常におもしろく大変に興味深い内容でした。初めは、テキスタイルの関連イベントなのに、なぜ植物園なのか?という疑問があったものの、園内を進むに連れてなんとなくその意図というか、趣旨が分かったような気がしました。

縦糸と横糸が紡ぎ出す布地も、様々な技術的進歩を遂げで、今日ではより複雑で高度な表現が可能となりました。しかし、その元となるイメージやデザインは、まだまだ自然界の中にもあるのではないか?という事を投げかけているのではないでしょうか。

ちまたに溢れる情報のように、何の解説も説明書きもありませんが、自然の創り出した造形を生で触れる事で、デザインのインスピレーションを受けた一日となりました。

“Palmen Garten”のある公園の敷地内には、野鳥も飛来するとても穏やかな場所です。フランクフルトに行かれる際には、ビールとソーセージばかりではなく、少し趣向を変えて訪れてみるのも良いかもしれません。

(Ken Nozawa)

Palmen Garten
URL:www.palmengarten-frankfurt.de


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2009年02月13日

Palmen Garten in frankfurt 1

2009年1月14日〜17日までドイツのフランクフルトにて、世界最大のテキスタイルの国際見本市「ハイムテキスタイル 2009」が行われました。ゼロファーストデザインでは、毎年発行している雑誌「Interior Trend Vision」の取材のために、現地に出張に行っていました。


(昨年のハイムテキスタイルの会場風景)

ゼロファーストデザインでは、デザイン業務の他にも世界のインテリアデザインに関する展示会を毎年定点観測し、レポートをまとめる情報ビジネスも行っております。(詳しくは情報部門の関連会社I&RシステムのHPをご覧下さい)

今回の記事では、展示会場のレポートではなく“Heimtextil goes City”と名付けられた、フランクフルト市内で行われたアウトサイドイベントの模様をお伝えしたいと思います。

1月のフランクフルトは所々に雪が残る、肌寒い気候が続きました。街行く人も防寒着を身にまとい、足早に行き交っています。

ハイムテキスタイルが行われている、フランクフルト国際展示場から目的地への移動中、駅前の広場で様々な出店(屋台?正式名称は分かりませんが…)が行われているのを発見。ちょうど昼食時だったので、広場で足を止めて、しばしの腹ごしらえ。

いかにもドイツと言った風情のソーセージのグリル。ゆでて食べる白ソーセージも美味しいけど、皮がぱりっと香ばしく焼けたのはやっぱ美味しいです。

こちらは、冷えた体にはぴったりのチリスープ。なぜかピクルス屋さんのおばちゃんが売ってたんだけど、これが抜群に美味しかったです。体の芯から暖まりました。


だいぶ本編から逸れましたが、昼食も終えて向かった先は、フランクフルト中心部からバスで20分ほど行った所にある、“Palmen Garten”という施設。Palmen Garten、そのまま訳すと“ヤシ園”。テキスタイルの見本市でなぜヤシ園?と少々疑問に思いながらも、手にしたパンフレットが全編ドイツ語だったので、詳細が分からぬままに現地に到着。

目的地に到着して見ると、やはりそこにあったのは公園に併設された植物園らしき建物。こちらとしては、“Palmen Garten”というタイトルのデザインイベントを期待していたので、あぁちょっと見るイベントの選択を間違えたかなぁと思いながらも、せっかく来たのだからと園内に入場。

園内に入るとそこには、目にも鮮やかな緑色と、園内に流れる小川のせせらぎ、そして心地よい温度に保たれた温室。まるで宮崎駿の映画のワンシーンのような光景に、思わず心を奪われてしまいました。

その後、園内を進むに連れて、この“Palmen Garten”がなぜテキスタイルの見本市のイベントなのか、そしてこのイベントに込められた意図を徐々に理解することになるのでした。

園内にたどり着くまでが長くなってしまったので、この続きはまた次回お伝えしたいと思います。

(Ken Nozawa)

(Palmen Garten in frankfurt 2はこちら


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